2013年9月16日月曜日

観光地のショッピングモール

国土は小さいこの国ですが、局所的にあちらこちらに観光スポットがあります。
今回ご紹介するのはそんなところに面したショッピングモールです。

<Vivocity>

Vivocityはシンガポール南部にあたるハーバーフロントにある巨大なショッピングモールです。このモールで特記するのはその立地です。

  • セントーサ島の対岸
セントーサ島は、昔"Pulau Belakang Mati(死の島)"と呼ばれていたそうですが、1972年に平和と静けさという意味の現在の名前に改名されました。今ではカジノやユニバーサルスタジオ、世界最大の海洋館などができて、毎日観光客であふれています。ここの開発を担当しているのはGentingSP(ジェンティンシンガポール:G13)です。このセントーサ島に渡る方法は徒歩、バス、モノレールといくつかあるのですが、そのいずれもこのVivocityを通過する必要があります。

  • インドネシアへのフェリー乗り場と直結
シンガポールからインドネシアへフェリーで渡るには、タナメラフェリーターミナルもしくはこのVivocityにつながっているハーバーフロントセンターのいずれかにいく必要があります。ただ、タナメラフェリーターミナルはあまり見るものが無く、どうせならこちらのほうが良いです。利用者もこちらの方が多い気がします。週末には一時帰国する人や1泊2日のバカンスを楽しむ人でかなり混みます。

以上のように、観光客が増加の一途を辿っているシンガポールで観光地に面しているショッピングモールというのは好条件だと思います。

このVivocityは私もよく行きます。ジェイミーオリバー監修のレストランができたり、日本のショップも、サンマルクカフェ、フランフラン、ダイソーetc...のように続々とオープンしています。ここでご飯を食べた後に、セントーサ島へボードウォークを歩いていくのが週末の過ごし方です。

VivocityはMapletreeCommercialTrustのポートフォリオです。HarbourFrontCentreはMapletreeInvestmentのポートフォリオです。

2013年9月4日水曜日

口座開設 その1

今回は証券口座の開設方法を書いていきます。
といっても私の経験談なので、以下の属性に当てはまる人のみ参考にしてください。
  • シンガポールで既に居住していること(EP,DP等のパスを保持していること)
  • 主要な銀行の口座を持っていること
証券会社はいろいろとありますので、自分の好みに合ったところを探してみてください。この記事の最後に主要な証券会社のリンクを貼ってあります。私はもともとDBSを持っていたこともあり、何も考えずにDBSVickersに作りました。
以下DBSVickersでの口座開設体験談です。

持っていくもの
  • パスポート(残期間6ヶ月以上)
  • バンクステートメント
  • 直近の給与支払い書(ペイスリップ)(信用取引額を決めるため)
場所
  • MarinaBayFinancialCenter、通称MBFCです。RafflesPlace MRTから地下でずっとつながっているので15分くらいかけて歩いても行けます。目的地はMBFC Tower3です。MBFCはPhase1とPhase2で工期が分かれており、Phase1はTower1とTower2、そしてMarinaBayResidencesという高級コンドミニアム、Phase2はTower3、そしてMarinaBaySuitesという高級コンドで構成されています。一階にドトールや料理屋さんなどが入っているのがTower3です。着いたらそのまま3階までエスカレータで上りましょう。
ここの支店は割といつでも空いているので、入口に近づくと受付の人が近寄ってくるかと思います。そこで"Vickersの口座を開設したい"と申し出てください。もしDBSの口座を持っていない方や、バンクステートメントがない方はここで先に済ませてください。

受付番号が印刷された紙を渡され、自分の番号が掲示板に出るまで待ちます。自分の番号が表示されたらその番号のブースに行ってください。シンガポールの株だけで取引するのであれば特に受け答えする必要もなく開設されると思います。買いの支払い方法はいくつかありますが、EPSが一番無難でしょう。ただ、US株を売買するときや、ETF, ETN等を売買するときは別途手続きが必要です。また別の回で説明いたします。

全ての手続きが終わってから、大体一週間以内に計4通手紙が届きます。
  • SGXからCDPのアカウント番号通知書
  • SGXからCDPの暗証番号通知書
  • Vickersからアカウント番号通知書
  • Vickersからアカウント暗証番号通知書
これが届く頃には売買が可能になっています。



2013年9月1日日曜日

シンガポール証券取引所 SGX

シンガポール証券取引所です。売買の一番要です。wikipediaはこちら


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<場所>
金融街のラッフルズプレイスとタンジョンパガールの真ん中ぐらいに位置しています。
まさしくビジネス街のど真ん中ですが、実はこのSGXの横にはラオ・パサと呼ばれる昔ながらのフードコートがあります。テレビ番組のシンガポール特集では必ずと言っていいほど取り上げられる場所なのでご存知の方も多いかもしれませんが、いろいろなアジアを凝縮したような混沌とした場所です。インドやベトナム、中国、タイさらには日本食まであらゆる国籍料理が食べられます。11月からは日本のパン屋さんもオープンするようです。昼は周りのオフィスビルからの人で大混雑し、夕方から夜にかけてはSGXに面する一般道を閉鎖してサテーと呼ばれる串やきの屋台街になります。

SGXには立会場はなく、取引は全てオンラインで行われています。最近(2013年7月)、地場の回線業者であるスターハブが島内からのアクセス遅延値(RTT)を1ミリ秒まで抑えるサービスを開始しました(こちら)。

アジアのごみっとした感じとシンガポールの小きれいさが共存しているところが見られる格好の場所です。マーライオンからも徒歩圏内です。

*2013年9月から11月までの間、ラオ・パサは改装のため営業しません。サテー屋台街は夕方から営業するようです。

次は口座開設方法 その1 です。